工場の給与・年収、学歴・雇用形態・役職別一覧

工場の給与・年収、学歴・雇用形態・役職別一覧

おすすめ工場系求人サイト

工場求人ナビ

工場求人ナビ

  • 求人数が少ないが、求人の品質の定評があります(2019オリコンランキング1位)
  • 優良企業が多い(ブラック企業に当たりにくい)です
  • 面接来場(合否不問)でQUOカード1,000円分がプレゼントされます
  • 検索メニューはメリットで絞るだけと、シンプルで使いやすいです
  • 「残業少なめ」で検索できます(できないサイトが多いです)

お仕事情報ネット

お仕事情報ネット

  • およそ10,000件と業界最多規模の掲載求人数
  • 正社員求人、正社員登用求人が多めです
  • 高時給、高月給の求人が多めです
  • 工場事務の特集ページ、寮あり求人のみの特集ページなどがあります

工場の給料は、「残業が多くて稼げるところ」と「残業が少なくて低いところ」に分かれます。良くも悪くも残業の有無が給料の多い少ないを決める感じです。

工場勤務の給料は学歴や年齢などによってどう変わるのか、定年までの年収はどんな感じなのか、詳しく見ていきましょう。

年齢や学歴、雇用形態による工場の年収の違い

工場で働く人たちの年収は、実際どのくらいなのか。まずはいろいろな切り口で見ていきましょう。

学歴による工場の年収の違い

製造業の大卒・高卒別の給料・年収は、おおよそ次のようになります。

大卒 高卒
給料 年収 給料 年収
20〜24 20.8 250 18.2 218
25〜29 24.0 288 20.7 248
30〜34 27.2 327 21.7 260
35〜39 30.2 363 22.7 272
40〜44 33.1 397 23.9 287
45〜49 36.6 439 25.0 300
50〜54 38.6 464 25.5 306
55〜59 38.3 460 25.8 310
60〜64 27.1 325 18.4 221
65〜 25.7 309 15.4 185

※単位:万円
※列項目以外による属性は区別せず
※残業代や手当など、すべて含む
※厚生労働省「賃金構造基本統計調査(2018年)」などをベースに試算
※以下の表も同じ

給料は年収を単純に12で割っているので、厳密にはもう少し低くなります(年収は残業代などの手当やボーナスも含んでいるため)
表を見ますと、大卒と高卒の年収はどんどん差が開いていくのが分かります。50代になると、大卒の年収は高卒を150万ほど上回ります。

20代までは、両者の年収にそこまで差がありません(30万ほど)。ですが、30代に入ってから一気に開き始めます。これは係長や課長といった管理職に、大卒が就き始める影響でしょう。
地方だと、高卒でも課長・部長クラスに就くケースはありますが、全国的に工場の管理職は大卒のポストです。そのため大卒が管理職に就き始める30代あたりから、学歴による年収差が大きくなっていきます。

雇用形態による工場の年収の違い

正社員 正社員以外
給料 年収 給料 年収
20〜24 21.7 260 20.0 240
25〜29 25.5 306 22.7 272
30〜34 30.7 368 25.1 301
35〜39 35.7 428 27.5 330
40〜44 39.9 479 29.6 355
45〜49 44.7 536 31.7 380
50〜54 48.8 586 32.7 392
55〜59 50.7 608 32.9 395
60〜64 34.1 409 23.6 283
65〜 31.9 383 21.7 260

雇用形態別(正社員、正社員以外)の給料・年収です。

50代になると、年収で200万ほど違います。正社員が管理職について給料がアップするのに対し、正社員以外はずっと現場生産者で給料が上がらない影響でしょう。

役職による工場の年収の違い

管理職 現場
給料 年収 給料 年収
20〜24 23.0 298 21.2 218
25〜29 26.4 350 23.6 248
30〜34 32.1 446 27.0 260
35〜39 37.4 540 29.8 272
40〜44 42.6 638 32.0 287
45〜49 48.6 751 34.6 300
50〜54 53.5 850 36.2 306
55〜59 52.3 829 35.6 310
60〜64 37.8 520 32.3 221
65〜 37.4 517 31.7 185

役職による違いを見ると、その差は歴然です。

中小規模の工場でも、地方なら管理職で年収1,000万円を超えるケースは決して珍しくありません。一方、現場生産者の多くは非正規社員のケースが多く、両者の年収には大きな開きが生じます。

経験の有無や働き方によっても工場の年収は変わる

工場の給料・年収を決めるのは、学歴や雇用形態などだけではありません。他に大きな要因として挙げられるのが、以下の2点です。

  1. それまでの経験(工場勤務経験者か、未経験か)
  2. 工場のシフト(2交代か3交代か)

1. それまでの経験

工場経験がある人が別の工場へ転職する場合、前職での給料・年収をベースに、次の工場での給料・年収も決定されます。

一方、工場経験がまったくない人の給料・年収は、大きく次の2パターンに分かれます。

(a)工場でも活かせそうな経験がある人 : 前職の給与・年収をある程度は考慮
(b)そうした経験がない人 : 工場の初任給

別の会社で事務の管理職をしていた人が、工場事務に転職するといった場合は、前職の勤務経験が多少なり工場でも活かせます。そのため給料・年収も、前職をベースに考えてもらえるでしょう(最低でも現状維持は確保できると思います)

一方、特に活かせる経験がない人は、初任給スタートと考えておいたほうが良いでしょう。工場の仕事は特殊で、ほかの業界の経験が(ほとんど)通用しません。そのため、能力的にはいわば新卒未経験と同じです。

2. 工場のシフト

工場は通常、早朝から深夜まで稼働しているため、シフト制を敷いています。これには大きく2種類があります。

(a)2交代制
(b)3交代制

2交代制は、現場の社員を2つのチームに分けて、片方を早番・もう片方を遅番に割り振ります。3交代制は、朝番・昼番・夜番のように3チームで工場を回すシフトです。

そして、通常2交代制のほうが、給料・年収は高くなります。なぜか。深夜勤務が増えるからです。22時から翌朝5時までの勤務に対しては、時給の1.25倍を支払わなければならないと法律で決められています。

ただ、稼げる2交代制ではありますが、そのぶん深夜労働が増えたり、残業が3交代制より多かったりして、体力的にはキツイともいわれます。このあたりの実情を具体的に知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

*残業が少ない工場を選ぶなら食品・プラスチック・半導体業界
https://afghaneic.com/16/

おすすめ工場系求人サイト

工場求人ナビ

工場求人ナビ

  • 求人数が少ないが、求人の品質の定評があります(2019オリコンランキング1位)
  • 優良企業が多い(ブラック企業に当たりにくい)です
  • 面接来場(合否不問)でQUOカード1,000円分がプレゼントされます
  • 検索メニューはメリットで絞るだけと、シンプルで使いやすいです
  • 「残業少なめ」で検索できます(できないサイトが多いです)

お仕事情報ネット

お仕事情報ネット

  • およそ10,000件と業界最多規模の掲載求人数
  • 正社員求人、正社員登用求人が多めです
  • 高時給、高月給の求人が多めです
  • 工場事務の特集ページ、寮あり求人のみの特集ページなどがあります

工場の求人で給料・年収をチェックするときの注意点

工場の求人を拝見すると、給料・年収の欄は大抵、下のような書き方がされています。

(例1)
【給料】 21万円
【内訳】 時給1000円 × 7.5h × 21日+残業32.0h+深夜勤務30.0h+休日出勤7.5h

(例2)
年収450万円以上も可能!
固定給+年2回の賞与!
固定給27万円+各種手当の高待遇!

このように工場求人の給料・年収は、残業代や深夜勤務手当、休日出勤手当などを含んでいることが多いです。そのため基本給がいくらなのか、月の残業がどのくらいなのか、分かりにくくなっています。

例1について

こちらは、月の給料が21万のように見えますが、内訳を見ると

時給1,000円 × 7.5h × 21日 = 157,500円

15万円と少しだと分かります。よって、給料21万のうち、3分の1(約7万)くらいを残業代や深夜勤務手当、休日出勤手当が占めているわけです。当然、残業時間が減れば、それだけ給料・年収は減ります。

例2について

こちらは、月の残業時間が見えにくくなっています。
固定給27万円ということは、ボーナス1回を1ヵ月分とすると、年収は

270,000 × 15 = 3,780,000円

378万となります。よって、450万 — 378万 = 72万円ぶんは、残業代などによることが分かります。
仮に72万円ぶんが、すべて平日の残業代だとしましょう。固定給27万の場合、時給は

270,000 ÷ 8h ÷ 21日 = 1,607円

となります(1日8時間労働の工場の場合)
このとき月の残業時間は、

720,000 ÷ 1,607 = 448h/年
448 ÷ 12 = 37.3h

つまり、毎月37時間ほど残業している計算です。

このように工場の求人は、内訳がとても分かりにくいです。少なくとも「固定給がどのくらいなのか?」「残業代、深夜勤務手当、休日出勤手当がどのくらいあるのか?」、この2点は可能な範囲で調べておきましょう。

 

このように工場の給料・年収は、学歴や雇用形態、工場のシフトなどによって大きく変わります。また工場の求人票は、固定給の金額や残業代などの割合がわかりにくくなっているので、事前にしっかり調べておきましょう。

中には「未経験から正社員で、年収400万スタート」のような、掘り出しもの案件もあります。少しでも良い給料・年収を確保したいという方は、下にコツを載せておきましたので、ぜひそうした案件を探してみてください。

おすすめ工場系求人サイト

工場求人ナビ

工場求人ナビ

  • 求人数が少ないが、求人の品質の定評があります(2019オリコンランキング1位)
  • 優良企業が多い(ブラック企業に当たりにくい)です
  • 面接来場(合否不問)でQUOカード1,000円分がプレゼントされます
  • 検索メニューはメリットで絞るだけと、シンプルで使いやすいです
  • 「残業少なめ」で検索できます(できないサイトが多いです)

お仕事情報ネット

お仕事情報ネット

  • およそ10,000件と業界最多規模の掲載求人数
  • 正社員求人、正社員登用求人が多めです
  • 高時給、高月給の求人が多めです
  • 工場事務の特集ページ、寮あり求人のみの特集ページなどがあります

工場の仕事についてカテゴリの最新記事