工場転職で有利&合格率が高いおすすめ資格ランキング

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工場へ転職する上で必須の資格は特にありませんが、中にはフォークリフトの操縦やガス溶接など資格がないと就けない仕事もあります。また資格不要の仕事でも、有資格者のほうが採用上は有利です。

では、いま工場ではどんな資格が求められているのでしょうか。
ここでは、転職活動を有利にするおすすめの工場系資格を紹介するとともに、資格ごとの募集求人数や難易度についてもお伝えします。

(2020年2月時点の情報です)

フォークリフト

工場就職・転職に有利!おすすめ資格ランキング

工場の転職でよく名前の上がる資格を、大手求人サイト・工場ワークスの募集求人数でランキングにしてみました。

順位 資格名 募集求人数 難易度(合格率)
1 フォークリフト運転技能講習 485 99%以上
2 アーク溶接資格 144 77〜79%
3 ガス溶接技能講習 135 95〜96%
4 クレーン・デリック運転士免許 80 99%以上
5 半自動溶接資格 56 77〜79%
6 玉掛け技能講習 51 99%以上
7 自動車整備士 14 30〜50%
8 有機溶剤作業主任者 5
9 電気工事士 2
10 危険物取扱者 1
11 銀ろう付 0
12 衛生管理者 0
13 特定化学物質等作業主任者 0
14 安全管理者 0

※募集求人数は、工場ワークスで資格名や仕事名(ex. アーク溶接、ガス溶接)を検索し、表示された案件数から重複を除いて足し合わせたものです。そのため資格が応募条件になっていない案件が含まれている可能性があります。
※募集求人数が2桁に届かない資格の難易度は省きました。

各工場系資格の難易度や費用について

では、それぞれの資格について個別に見ていきましょう。
なお、内容はすべて調査時点の情報です。最新情報は必ず公式ホームページなどで確認してください。

1位:フォークリフト運転技能講習

認定団体 厚生労働省
資格区分 国家資格
募集求人数 485
難易度(合格率) 99%以上
受講・受験資格 制限なし(ただし就業開始は18歳以上から)
所要日数 2〜5日
受験費・講習費 1.5〜5.5万

最もおすすめの資格が、フォークリフト操縦士です。

フォークリフトの運転は、労働安全衛生法・第61条「就業制限」の中で「国家資格を持たない者に従事させてはならない仕事」と定義されています。近年はなり手が不足しており、工場系資格の中でも特にニーズが増加中。多くの工場志望者が毎年取得している、おすすめの資格です。

受講の条件は特にありません。ただ、年少者労働基準規則によって満18歳未満の人が就いてはいけない仕事とされているため、修了証がもらえるのは満18歳になってからです。

日数・費用

下記は目安です。受講コースや実施機関によって変わるのでご注意ください。

コース 日数 費用
11時間 平均2日 15,000〜25,000円
15時間 平均3日 25,000〜35,000円
31時間 平均4日 35,000〜45,000円
35時間 平均5日 45,000〜55,000円

実務経験や保有資格によって受けられるコースが変わってきます。

難易度

学科と実技の講習を受け、両方の試験をクリアすれば合格。難易度は低く、ほとんどの実施機関で合格率99%以上となっています。
なお、機関ごとの難易度は、厚生労働省の「教育訓練給付制度 講座検索システム」で調べられます。

2位:アーク溶接資格

認定団体 一般社団法人 日本溶接協会
資格区分 民間資格
募集求人数 144
難易度(合格率) 77〜79%
受講・受験資格 15歳以上で一定期間以上の溶接実務経験を持つ者
所要日数 1日
受験費・講習費 4,880〜31,730円

日本溶接協会が認定している工場系資格です。基本級と専門級の大きく2種類があります。専門級は基本級の資格を取っていないと受験できません。

現在、溶接の主流は、アーク溶接、ガス溶接、半自動溶接の3種類です。そのため溶接資格のニーズもこの3種類に集中しています。

中でも需要のある技術がアーク溶接。資格がなくても出来る仕事ですが、特に高い技術が必要な溶接のため、採用では資格を持っている人が有利になる傾向にあります。工場の中でも溶接を仕事にしたいと考えている人には、特におすすめの資格です。

日数・費用

試験 日数 費用
溶接技能評価試験 1日 4,880〜31,730円

※受験する資格の種類によって費用が変わります。

試験内容は学科(筆記試験)と実技です。
なお、事前に所定の講習会へ参加して習熟度確認試験に合格すれば、学科試験が免除されます。この確認試験の合格率は、日本溶接協会のホームページを見ると、ほぼ100%となっています。
そのため取得をめざすなら、事前に講習へ参加するのがおすすめです。

3位:ガス溶接技能講習

認定団体 厚生労働省
資格区分 国家資格
募集求人数 135
難易度(合格率) 95〜96%
受講・受験資格 制限なし(ただし就業開始は18歳以上から)
所要日数 2日
受験費・講習費 15,000円

ガス溶接は、労働安全衛生法によって国家資格を持たない人が就いてはいけないと決められています。そのためガス溶接には、こちらの資格が必須となります。
受講制限は特にありません。ただフォークリフト同様、満18歳未満の人がやってはいけない仕事なので、満18歳になるまで修了証はもらえません。

アーク溶接と並んで最も需要のある溶接技術のため、工場系資格の中でもニーズが多いです。国家資格であり難易度も低いので、毎年多くの工場志望者が受講する人気資格となっています。

また、そもそもこの資格がないとガス溶接はできないため、持っているだけで応募できる求人が増えます。そのため、周りより転職活動が有利になるので、おすすめです。

日数・費用

下記は目安です。実施機関によって変わるのでご注意ください。

コース 日数 費用
11時間 平均2日 1.5〜2.5万

難易度

学科と実技の講習を受け、学科試験をクリアすれば合格です。
合格率は、愛媛労働基準協会の2017年のデータを引用すると、受講者617人に対して合格者575人。94.6%でした。一般的にも95%程度と言われます。

4位:クレーン・デリック運転士免許

認定団体 厚生労働省
資格区分 国家資格
募集求人数 80
難易度(合格率) 100%
受講・受験資格 制限なし(ただし就業開始は18歳以上から)
所要日数 6〜7日
受験費・講習費 12〜15万円

こちらも国家資格です。操縦できるクレーンの種類によって、3種類に分かれます。
他の工場系資格より費用が高く、取得までに時間もかかります。ただニーズが多く難易度も低いため、おすすめ資格のひとつです。

また玉掛け資格とセットだと、採用でより優遇される傾向にあるので、転職活動を有利に進めたい方は両者はセットで考えておくと良いでしょう。

なおフォークリフトやガス溶接と同じで、満18歳になるまで免許はもらえません。

日数・費用

下記は目安です。受講コースや実施機関によって変わります。

コース 日数 費用
25時間 平均6〜7日 12〜16万

※クレーン・デリック運転士免許(限定なし)の場合

講習には学科と実技があり、それぞれの試験を突破すると免許が交付されます。なお実技試験は、所定機関の教習を修了すれば免除されます。

難易度

学科と実技の試験をクリアすれば合格。ほとんどの実施機関で合格率100%と、難易度は低いです。
なお、機関ごとの難易度は、厚生労働省の「教育訓練給付制度 講座検索システム」で調べられます。

5位:半自動溶接資格

認定団体 一般社団法人日本溶接協会
資格区分 民間資格
募集求人数 56
難易度(合格率) 77〜79%
受講・受験資格 15歳以上で一定期間以上の溶接実務経験を持つ者
所要日数 1日
受験費・講習費 5,150〜32,780円

こちらは日本溶接協会の認定している資格です。大きくは基本級と専門級の2種類に分かれ、試験材料などによってさらに細分化されます。専門級の受験には基本級の取得が必須です。

アーク溶接、ガス溶接に次いで需要が多い溶接技術のため、工場系資格の中でも人気があります。
溶接は資格のいる仕事ではないですが、対顧客向けに信頼・安心を提供する意味で、資格取得者を優遇する工場は多いです。また一定の技術レベルが保証される意味でも、就職・転職が有利になります。

日数・費用

試験 日数 費用
溶接技能評価試験 1日 5,150〜32,780円

※受験する資格の種類によって費用が変わります。

こちらもアーク溶接と同じで、事前に所定の講習を受けて試験をクリアすれば、学科を免除されます。

難易度

日本溶接協会のホームページによれば、合格率は77〜79%ほどで推移しています。近年はわずか(数%程度)ですが上昇傾向にあります。

6位:玉掛け技能講習

認定団体 厚生労働省
資格区分 国家資格
募集求人数 51
難易度(合格率) 99%以上
受講・受験資格 制限なし(ただし就業開始は18歳以上から)
所要日数 3日
受験費・講習費 1.8〜2.4万円

国家資格です。こちらも満18歳未満の就業が禁止されている仕事なので、満18歳になるまで修了証はもらえません。
玉掛け資格だけでも採用では有利ですが、クレーン操縦士とセットだとさらに優遇される工場が多いです。

日数・費用

下記は目安です。受講コースや実施機関によって変わるのでご注意ください。

コース 日数 費用
15時間 平均3日 18,000円
16時間 平均3日 20,000円
18時間 平均3日 22,000円
19時間 平均3日 24,000円

実務経験や保有資格によって受講できるコースが変わってきます。

難易度

工場系国家資格の中でも特に難易度が低く、落ちる人がほぼいません。
機関ごとの難易度は、厚生労働省の「教育訓練給付制度 講座検索システム」で調べられます。

7位:自動車整備士

認定団体 厚生労働省
資格区分 国家資格
募集求人数 14
難易度(合格率) 30〜50%
受講・受験資格 資格の種類によって細かく分かれている
所要日数 2日
受験費・講習費 自動車整備士の種類1件につき7,200円

自動車整備士は、専門学校への入学者が減少傾向にあり、2010年代前半ごろから国土交通省が不足解消に向けて動いています。それくらい人手が足りない工場系資格です。

その中で募集が少ないのは、在職者が頑張っているからです。そのため自動車整備士の平均年齢は右肩上がりで、2014年には43.8歳に。全体の20%を55歳以上が占めています。

国が動くほどニーズがある資格なのでおすすめではありますが、難易度は少し高めです。

日数・費用

試験 日数 費用
各整備士資格試験 2日 7,200円

自動車整備士免許は全部で14種類あり、免許ごとに受験資格が細かく定められています。実務経験、それに代わる資格を取得、あるいは学科を修了していることが必須であり、誰でも受験できるわけではない点に注意してください。

難易度

難易度が低い工場系資格の中にあって、自動車整備士試験の難易度は高いです。資格にもよりますが、2018年の「二級自動車 シャシ整備士」の場合、合格率は28.3パーセント。全体的には30〜50パーセントあたりを推移するイメージです。

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まとめ

資格は「この人はこれだけの実力が確かにある」ことを客観的に保証してくれます。そのため採用する側も安心感があるので、希望する仕事関連の資格を持っておくのがおすすめです。

ただ、勘違いしてはいけないのは、資格の取得が目的になってはいけないということです。資格は取って終わりではありません。その後の仕事で活かしてこそです。

最初にお伝えしましたが、工場の仕事の多くは資格を必要としません。だからこそ「なぜ資格を取るのか?」をよく考えることが大切です。

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