工場の志望動機はどうアピールすればいいの?重要性や気になるポイントを解説

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転職を考えている場合、つまずきやすいのが志望動機です。明確な理由がない人もいれば、キャリアアップを図りたいからという人もいるでしょう。基本的に前職から何かを変えたいために転職するはずなので、採用側にとってもなぜ自社を選んだのかというのは気になるものです。

そこで、工場における志望動機の重要性やアピールポイント、例文などを解説していきます。

工場での志望動機の重要性

どの企業にもいえることですが、志望動機は転職時に非常に重要です。志望動機はどのような人材で何を考えて応募してきたのかをみています。いくら慢性的な人手不足とはいえ、志望動機を見ないまま採用するとは限りません。

志望動機があいまいだと、何を求めて自社に応募してきたのかが見えないものであり、企業からしても本気で仕事をしたいのか分からないものといえます。すぐに辞められても困りますし、どれほどの熱意を持っているのかを推しはかるのにも最適です。

実際に工場で何がやりたいのか、どうしたいのか、それらをどのくらい考えているのかを判断材料にしています。

採用コストがかかっているものなので、転職時にはしっかりとした志望動機を持って臨むようにしましょう。

工場側が志望動機で重視している点

工場の志望動機で採用側が重要視している点をみていきます。

熱意があるか

工場の人事担当者が求めているのは熱意です。大きな工場では1人だけ採用するということはあまりないので、複数人をまとめて採用するように動きます。

ある程度人員不足の部署を把握しているものの、いきなり忙しい現場に新人を放りこむことはせず、慣れている社員を配置換えするケースもあります。

そうなると、応募してくる人材がどの部署に適しているのかを判断するのが人事担当者の役割です。それだけにどのくらい工場での仕事に熱意を持っているのかは重要といえます。

スキルや経験はどの程度あるか

工場への転職は前職の仕事内容も大事です。人手不足に悩む工場の場合、現場は即戦力を欲しいものです。特に製造業の現場で培ったスキルというのは大きなアピールポイントとなります。

工場勤務がある人の場合、業種や作業内容など、どの程度作業ができているのか、自社工場にマッチしているかが判断されます。工場勤務から他の工場へ転職する場合、スキルアップやキャリアアップといった言葉がつかえます。もっとスキルを磨きたい人など、向上心が大きなアピールとなるでしょう。

また、まったく同じ業種だからといってプラスになるとは限りません。たとえば、タイヤメーカーで働いていた人がベアリングメーカーに転職する場合、長時間の立ち仕事にも慣れており、オペレーターとしてライン作業や検査工程などの経験、設備の段取り替えといった実業務は転職先でも同じような作業内容があるので経験としてプラスといえます。

工場といってもさまざまなメーカーがありますので、違う業種からの応募も工場側からすると新しい視点で作業できるという点で、採用に前向きとなる場合があります。

社風にマッチしているか

社風にマッチしている人材というのも大切です。大量募集することが多い工場において、複数の媒体に求人広告を掲載しているものであり、採用コストというのはどの工場も安いものではありません。

社風にマッチしていない人は長続きしないこともあり、「すぐに辞めてしまうかもしれない」と思われてしまいます。社風や経営方針を知らない場合、入社後にイメージと違ったと実感する人も多く、離職につながるので採用側も慎重になってしまいます。

そのため、工場側としては長期で一緒に働いてくれる人を優先的に雇いたいものです。どの工場でも同じですが、せっかく採用しても続かない場合だと採用コストが無駄にかかってしまいます。

未経験者だけど前向きか

工場では期間工から採用しているケースがほとんどです。即戦力ばかりではなく、長く一緒に働いてくれる人なら未経験者も歓迎しています。だれでも未経験の業種は不安が付き物ですが、それは採用側も同じです。

未経験者の場合だと年齢も関わりますが、若いからといってOKという訳ではなく、面接では工場の作業が向いている人とそうでない人を判断しています。

未経験者でも仕事を早く覚えようと前向きな人ほど採用のチャンスが大きいといえるでしょう。志望動機には製造業や工場の仕事に対する考え方を明記しておくと、一層採用につながりやすくなります。

志望動機でアピールしておきたい点

志望動機でアピールしておきたい点をみていきます。経験者や未経験者に関わらず、製造業や工場での応募に参考としてみてください。

モノづくりに興味がある

製造業はモノづくりが原点です。モノづくりは自動車工場を中心に、日本の経済を支えてきたといっても過言ではありません。春闘など労使協定のニュースになると、まずトヨタ自動車が真っ先に取り上げられますが、他の企業をみても軒並み製造業が多くを占めています。

一部上場企業も多くが製造業であり、令和5年に発表された経済産業省の2023年版ものづくり白書の業績動向によると、2021年には製造業が国内GDPの約2割を占めているとあります。

それだけにモノづくりに興味を持っているということは志望動機に入れやすく、アピールしておきたいところです。あからさまに「モノづくりに興味があります」とするのではなく、「自分が興味のある商品を作っている」「いつも使用している商品を加工している」「環境に取り組んだ製品開発に興味がある」など、そこの工場やグループ内で製造されている製品を参考に入れるのもベストです。

工場ではエンドユーザー向けの商品を作っているとは限りません。白物家電や自動車など、大手家電メーカーや自動車メーカーに代表される製品は挙げやすいですが、そのメーカーに部品を降ろしているメーカーも大きな工場を抱えています。

モーターやエンジン、タイヤ、ベアリング、ベルトなど、非常に多くの部品を扱っています。海外にも輸出しているので、どのような製品が作られて、最終的に組み込まれているのかも把握しておくことは大切です。

自社をしっかり調べていると採用側にもプラスに働くでしょう。

※経済産業省 「2023年版ものづくり白書(ものづくり基盤技術振興基本法第8条に基づく年次報告)」第1部第1章 業況より

https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2023/pdf/honbun_1_1_1.pdf

素直に工場で働く自分のメリットを挙げてみる

未経験者の場合、何をアピールしていいのか分からない人もいるものです。ありきたりの志望動機はプロの採用担当者には見抜かれてしまいます。

ネットや本で得た例文などをそのまま使用するのは厳禁です。毎年多くの応募者を面接している人事部の担当者には、個性がないとマイナス評価になってしまいます。

工場ではライン作業や検査工程など、決まった作業を繰り返す仕事が多くあります。そこで、決められた作業を続けるのは得意、集中力がある点などをアピールするのはプラスになります。

給料や残業、勤務シフトを面接で話すとマイナスになるというネット記事もありますが、採用担当者側からするとそんなことはありません。実際に給料面は応募において大事なポイントですし、家族を養っていれば給料の多い会社に興味を惹かれるのは当然です。

夜勤があるから稼ぎたい、交替勤務で残業が少ないから魅力があるというのは本音でしょうから、淡々とマニュアルや例文を回答するよりよっぽどマシに感じます。

ただ、最後には「以上のことから御社で責任感を持って長く働きたい」という点をしっかりアピールすることが大事です。

スキルや経験を活かしたい

同じ業種ではなくても仕事に活かせるスキルや経験があればアピールになります。転職者は即戦力とみなされますので、たとえ業界未経験でも数字を読み解く力がある経理や営業出身者の場合、生産管理の仕事にも重宝されます。食品工場での衛生・品質管理を担当している場合、機械工場の品質管理でも力を発揮できるものです。

また、工場には運搬作業が多くあります。業務委託している場合もありますが、フォークリフトで10年間無事故を継続し、作業スピードと正確性で社内表彰を受けたなども十分アピールできます。

現場でも段取り時間を〇〇%短縮する改善を実施、班長として〇〇カ月連続稼働率達成で社内表彰など、経験を転職先でも活かしたい旨は大きなポイントといえるでしょう。

スキルアップやキャリアアップのイメージを持つ

前職が製造業の場合、正社員としてどの程度スキルアップを図りたいのかキャリアアップをどのように考えているかを明確に示すのもプラスに働きます。

応募先の募集要項や企業HPを参考にしておき、積極的に責任ある仕事を与えるような工場では、現場の段取りやメンテナンスを覚えたい意志や、仕事に従事しながら技能検定2級から1級を目指したいなど、技術を高めたいというのはモノづくりの工場において非常に高い評価を受けます。

また、現場以外でも生産管理や生産技術、品質保証などの各部門で転職する場合、これまで培ってきた知識を元に、管理する側として携わりたいなどキャリアアップを目指していることを挙げれば熱意につながります。

志望動機は履歴書と面接で同じイメージに仕上げる

志望動機は書類選考と面接の両方で必要です。初めて転職する場合、履歴書と志望動機を一緒にしていいのか分からない人もいます。基本的にどちらもおおまかには同じで構いません。むしろ、全然違うことを面接で話していると、履歴書に書かれていることが信用できなくなります。

一文一句同じにするのはマニュアル人間と思われてしまいますので、まずは履歴書である程度志望動機を明確にしておき、具体的なエピソードを入れて面接で話すのが理想的でしょう。

万が一、他人に履歴書を作成してもらったことが判明すれば、その会社で採用されることはほぼ無理といえます。何度も言いますが、人事担当者である面接官はその道のプロです。経歴や志望動機がウソというのは話している内にバレてしまうので気を付けましょう。

工場へ転職する際の志望動機のポイント

志望動機は明確かつ簡潔にする必要があります。ダラダラと説明するのは逆効果です。結局何が言いたいのか伝わりづらくなってしまい、要点を抑えてポイントを挙げるようにしましょう。

複数企業応募することは珍しいものではありません。そのような場合でも使い回しは厳禁です。学歴や経歴、趣味、特技などは同じで構いませんが、志望動機は各工場の特色に合わせて用意しましょう。

文字数にすると200~300文字程度で十分といえます。その工場へ働く意欲や興味をまとめておき、自分が何で貢献できるのかをしっかりアピールしてください。そのためには工場の特徴を徹底的にリサーチすることが大切です。

志望動機の例文

志望動機の例文を紹介していきます。現場経験者と工場未経験者からの転職事例でみていきます。

前職が現場製造作業

実務経験あり

10年勤務

研磨で交替勤務

(例文)

私はベアリングメーカーで10年間、研削・研磨工程で現場作業に従事していました。前職では設備の段取りと生産活動をメインで取り組み、前期の段取り短縮の改善提案で30%削減に成功しています。

ただ、もっと深いところでスキルを磨きたく、メンテナンスや保全にも力を入れたいと思っておりました。

御社では独自のプロジェクトチームで保全やメンテナンス専属を担っていると伺い、自身のスキルアップにもつながると思いました。設備の特性を知り、生産性向上へ向けて改善活動ができるように一生懸命取り組んでまいります。

(解説)

こちらはベアリングメーカーで現場作業をしながら段取り短縮などの改善に力を入れており、スキルアップでもっと設備のことを深く知りたいという探求心がある人です。

応募先ではプロジェクトチームで段取りやメンテナンスをしており、専用チームに入ってより高いステージで作業したいという意欲が伺えます。

前職が倉庫でのピッキングや仕分け作業

5年勤務

工場勤務なし

(例文)

私は食品系の物流倉庫でピッキングや仕分け作業を5年間行ってきました。現場作業の他にもアルバイトの管理もしており、納入するトラックが遅延することがあれば、状況に合わせて人員配置も変更するなど対応していました。

事故や渋滞といった道路状況や災害などの特殊な事情を除けば、場内での作業で遅延を発生させたことは一度もありません。

基本的に夜勤がメインで立ち仕事でしたので、御社の交替勤務にも体力的に付いていける自信があります。コミュニケーションを取ることも重要でしたので、チーム内で協業する作業にも適応できます。

一日も早く仕事を覚えて、御社の一員として認められるように取り組んでいきたいです。

(解説)

こちらは倉庫作業がメインの人ですが、アルバイトの配置も考えており、全体的に視野を広く持っている印象を受けます。夜勤にも慣れており、立ち仕事を続けているので現場の即戦力として期待できます。

まとめ

志望動機は転職において非常に重要です。ここで挙げた例以外にも資格を有している人は積極的に学ぶ姿勢があるとして好印象を与えます。

工場での志望動機は履歴書や面接においても大切なので、ここで説明した内容を参考に転職活動を頑張りましょう。

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